
JAグループ和歌山は、繁忙期の労働力を求める県内の農家と働き手のマッチングを促す無料の求人ウェブサイトを初めて開設し、1~3月の試験運用を経て、4月から本格的に運用を始める。サイトでは勤務地域や雇用形態で仕事が検索でき、応募があればJA職員が農家と働き手の間で面談の日程調整を行う。地域の潜在的な働き手を掘り起こし、農業を通じた地域の活性化につなげる狙いがある。(吉田清均)
サイトでは、勤務地域や育てる農産物、正社員かアルバイトかといった様々な条件から仕事を検索できる。希望者が専用フォームに名前や連絡先などを書き込んで送ると、JA職員が農家と希望者の間で面談の日程を調整。農家は面談や職場見学を通じて雇うかどうかを決める仕組みだ。
JAがサイトを開設した背景には、県特有の人材確保の難しさがある。
県によると、県内の農家の約6割が梅や桃、ミカンなどの果樹栽培を行っている。果樹栽培ではつぼみの摘み取りや収穫の時期には多くの人手が必要になるが、それ以外の時期はほとんど人員がいらず、時期による差が大きいことから、年間を通じて人を雇うことが難しいという。
果樹農家ではこれまで、収穫時期には近所や親類に手伝いを頼むことが多かったが、1995年からの20年間で、県内で農業を主として営む農家数が4分の1ほど減少。高齢化や核家族化、若者の人口流出も進み、手伝いを頼める知り合いがいない農家が目立つようになった。そこで、求人サイトを開設して農家の人手確保を支援することにした。
サイトの開設によって、農業の未経験者も気軽に仕事を探せるようになり、繁忙期に合わせて複数の農家で働くこともできる。サイトを通じて情報を集約することで、JAが各地域の繁忙期と閑散期の状況を把握できる利点もある。蓄積したデータは、労働力対策を考えるために活用する。
JAグループ和歌山は「特に農村地帯の地域住民に見てほしい。農業の担い手減少は、地域の疲弊も表している。地域が抱える実情を知ってもらい、地域住民が農業に携わることで地方創生にもつなげたい」と期待を込めている。サイトはhttps://ift.tt/3adrJG3
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March 01, 2020 at 03:00AM
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農家 つなぐサイト 働き手 - 読売新聞
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