このところGoogleの有料拡張機能を目にしていませんが、そういう拡張機能は存在していますし、中には便利なものもあります。
たとえば、StopTheMadness。これはウェブサイトがキーボードショートカットやコンテキストメニューを無効にするのを防ぐ拡張機能です。
もしも、こうしたChromeの有料拡張機能を見つけて(しかも購入して)いたら、しばらくの間はアップデートがないということを把握しておきましょう。
有料Chrome拡張機能の公開を一時停止
拡張機能を購入していたなら、バグもなく機能もすべて整っているようにしたいでしょうからこれは重要事項です。
しかし、Googleは現在一時的にChrome ウェブストアの支払い機能を使ったすべてのChrome拡張機能の公開を停止しています。同社の拡張機能開発者担当のシメオン・ビンセントさんは次のように説明しています。
今月初旬、Chrome ウェブストアチームは、有料Chrome拡張機能に関してユーザーを搾取する目的の不正行為が急増していることを発見しました。
この大規模な不正行為のため、当社は一時的に有料拡張機能を公開することを停止します。これは不正行為を防ぐための一時的な措置です。
現在、当社は広い範囲での不正行為に対応するべく、長期的な解決策を模索しているところです。
(中略)この問題をすみやかに解決するため尽力していますが、現時点では解決の見通しは立っていません。大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
ユーザーは開発者に問い合わせを
もし有料拡張機能を持っているなら、拡張機能の開発者のサイトやSNSを通じてアップデートについての情報を尋ねてみることをおすすめします。
開発者は、拡張機能の新しいバージョンを申請する時にGoogleの拒否メールに対して異議を申し立てることができるのですが、アップデートが承認される保証はありません。
ある開発者はビンセントさんのコメントに対してこう話しています。
自分の有料拡張機能2点に関して、Googleのリジェクション・レターに対して何度も連絡していますがまったく返事はありません。拡張機能は1年以上ストアにあるのですが、いまだに申請状況はペンディングのままなんです。
このような場合には、ブラウザに新しいバージョンの拡張機能をサイドロードしなければならないと思うのですが、これはブラウザのセキュリティ諸々の理由からおすすめしません。
でも、開発者から正当なバージョンの拡張機能を直接ダウンロードできるなら、リスクは最小でしょう。
そして、開発者がChrome ウェブストアにアップデートも公開できるようになれば、またはGoogleが有料Chrome拡張機能の一時的な停止を緩和するようになれば、拡張機能の通常の自動更新バージョンへ変更することができます。
フリー・廉価版の拡張機能を探そう
一般的には、仕事で直接それが必要でないならChromeブラウザの拡張機能を購入する必要はないでしょう。いろいろな拡張機能やサービスがあるので、無料または廉価で自分の目的を達成することができるはずです。
たとえば、Timed Test やFlashCardsのような拡張機能はどうでしょう。さっと検索するといろいろな選択肢が出てきます。20秒以上検索すれば、もっと良いものが見つかると思います。
有料拡張機能がすべて粗悪とは言いませんが、別のところで、しかも無料で見つかるような機能を購入する前に、盲信せず、有料拡張機能をチェックするべきでしょう。
あわせて読みたい
Image: MariaX/Shutterstock.com
Source: Chrome Web Store(1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9), Google Groups
David Murphy – Lifehacker US[原文]
"ウェブサイト" - Google ニュース
February 06, 2020 at 02:00PM
https://ift.tt/2v5bonE
Googleが有料Chrome拡張機能を公開停止。ユーザーへの影響・対応策は? - ライフハッカー[日本版]
"ウェブサイト" - Google ニュース
https://ift.tt/2NlKDS1
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "Googleが有料Chrome拡張機能を公開停止。ユーザーへの影響・対応策は? - ライフハッカー[日本版]"
Post a Comment