◆診療報酬改定の大枠が決定し、プラス財源を医科、歯科、調剤で配分する比率は従来通り「1:1.1:0.3」となった。薬局薬剤師にとって大きな失点もなく、ある程度納得のいく改定となりそうだ
◆今改定で気になったのは、調剤報酬の新たな点数をどこに付けるかという中央社会保険医療協議会での議論。本体部分のプラス改定と調剤料等の見直しで財源を確保できても、新たに報酬を支払うべき薬局薬剤師の業務が見当たりにくい。そんな状況だったのではないか
◆薬局薬剤師が何もしていないわけではない。各地で評価される業務を行っているものの、周知されていなかったり、成果が数値化されていないため、目に留まりにくいのだと思う
◆かねて指摘されているように業務の見える化や成果の数値化が必要だが、薬剤師個人の熱意と努力に委ねるだけでは限界がある。薬系大学など関係者が一丸となって連携し、エビデンスを創出する枠組みを作ることが欠かせない。そのためにも各薬剤師会には先頭に立って旗を振ってもらいたい。
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January 22, 2020 at 04:01AM
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成果の数値化が不足|薬事日報ウェブサイト - 薬事日報
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