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「MLB美しいスイング10選」に異論…テッド・ウィリアムズこそ1位(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

 新型コロナウイルス感染拡大で米大リーグ(MLB)の開幕が延期となるなか、MLB公式サイトは、球史を振り返る読み物を連日のように掲載している。3日には「われわれが目撃した最も美しいスイング10選」と題した特集を掲載。マリナーズの球団会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチローさんらが名を連ねたが、スポーツ報知・蛭間豊章記者の「美スイング」に対する見解はやや異なる。

 今回の「美しいスイング10選」は、マニー・ランドハワ記者による記事。その中でイチローさんをピックアップし「打席内でルネサンスの巨匠だった。記録的な数の長打が放たれた時代に逆行し、素晴らしい投球でも安打にするたぐいまれな能力を持っていた」と評価した。

 同記者が選んだ10人(赤で表示された選手、チッパー・ジョーンズ、ビリー・ウィリアムズ)の打者はイラストの通り。見た目もきれいな左打者が10人中8人を占めているが「われわれ」と書いていながら個人の主観が入っているのがよく分かる。

 「美しいスイング」は、英語で「Sweet Swing」と書き、以前にもランキングを発表した記者がいた。

 8年前の1月、メジャーの情報サイト「ブリーチャーリポート」でジョシュ・ベンジャミン記者が「美しいスイングベスト25」を発表。そのトップ5は〈1〉ケン・グリフィー〈2〉T・ウィリアムズ〈3〉ジョー・ディマジオ(56試合連続安打の記録保持者)〈4〉ピート・ローズ(通算4256安打の記録保持者)〈5〉タイ・カッブ(通算打率3割6分6厘の記録保持者)。当時マリナーズ11年間で通算打率3割2分6厘を誇っていたイチローは8位だった。

 私個人としては、悪球でもコンタクトするイチローの技術は評価するものの、このランキングにふさわしいのかな、と思う。打撃練習で本塁打を連発するスイングは見ほれるが、試合になるとむしろ「泥臭いスイング」と言えまいか。

 私の美しいスイングの定義は、ボール球に手を出さずにいつも変わらないことだと思っている。その点でいえば、Rソックスのテッド・ウィリアムズこそNO1となる。プルヒッターの彼は軸足をしっかり取って、低い構えから振り抜いた。1941年に打率4割6厘を記録した「最後の4割打者」で、パワーがあって高打率(通算3割4分4厘)も残した。

 次は1990年、ブレーブスで新人王となったデーブ・ジャスティスを推す。デビュー当時「テッド・ウィリアムズのような美しいスイングだ」と評され、現役後半まで強打を誇り通算305本塁打を放った。

 3位は1980年に打率3割9分をマークするなど、3度首位打者を獲得したロイヤルズの主砲ジョージ・ブレット。これが私の好みの「Sweet Swing」3傑となる。(ベースボール・アナリスト)

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April 05, 2020 at 05:00AM
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