本作は,ローポリゴンのグラフィックスで描かれたコースが美しい,見下ろし型のラリーレースゲーム。1960〜80年代の“ラリー黄金時代”のレースを体験するというのがコンセプトで,今回のデモ版では緑豊かな森と丘が広がる「フィンランド」コースでのレースをプレイできた。
画面は上述のとおり見下ろし型で,レース形式はコースを単独で走行してタイムを競うというもの。まるでミニカーを走らせているような可愛らしさがあるが,フィンランドコースはグラベル(砂利)とターマック(舗装路)が混在しており,コースアウトさせずに完走するのは大変。激しく車をぶつけると性能が低下していくなど,カジュアルな見た目とは裏腹に本格的な要素もあり,なかなか遊びごたえがある。
ちょっと面白いのは,TABキーを押すことでゲーム中のBGMが次々と切り替わるという機能。完成版では,50曲以上の楽曲が収録される予定とのことで,お気に入りの音楽を聴きながらのレースが満喫できそうだ。
すでにインタフェースが日本語化されており,ゲーム本編には5つのロケーションを舞台にした60のコース,50以上の多彩な車種,「キャリア」モードの実装が予定されているなど,今から完成が待ち遠しい。Steamのストアページでは本作のデモ版が配信されているほか,Utomikの「BitSummit Gaiden」特設ページで期間限定でプレイできるのでので,気になる人はぜひ遊んでみよう。
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June 27, 2020 at 12:18PM
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ローポリゴンの風景が美しい見下ろし型ラリーゲーム「art of rally」プレイレポート - 4Gamer.net
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