元オセロの中島知子(49)が、31歳の若さで亡くなった女優の階戸瑠李(しなと・るり)さんとの出会いを振り返り、「一回きりやけど、思い出すのは美しい笑い顔ばかり」としのんだ。

中島は8月31日、ブログを更新。自身が主演を務め、タレント美奈子の自叙伝を映画化した「ハダカの美奈子」の舞台あいさつ当日に初めて対面したという階戸さんについて、「階戸さんは、美奈子さんの若かりし日を演じていて、それは私が演じさせていただいた美奈子さんの何倍もハードな役でした。シリアスな役だったのに、初めて会った階戸さんは、ちょっとお茶目で明るかった。話してて楽しい人でした。おまけに色が白くて美人だった。ああ、女優さんやなと思いました」と印象をつづった。

「若い日の美奈子さんは、本気で壮絶で。その壮絶な日々を、大変な持病があるなんて、みじんも感じさせない演技で、演じきっている。映画見終わった後、やっぱり女優さんだと思いました」と。階戸さんの演技力についてつづり、「私と階戸さんは、あの時、一回きりの縁です。一回きりやけど、思い出すのは美しい笑い顔ばかり。早すぎる旅立ちは悲しいばかりやけど、階戸さん、あの時、ありがとう。心よりご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。