小型かつ廉価モデルのiPhone SE2ないしiPhone 9(ともに仮称)は、3月中旬に発売されるとの見方が主流となりつつあります。
その価格については諸説ありますが、399ドル(約4万3000円)~説を支持する噂が報じられています。米FastCompanyの匿名情報筋によると、iPhone SE2は初代iPhone SEと同じ価格の399ドルで販売される可能性が高いとのことです。
同メディアはアナリストの意見として、アップルが本デバイスにより狙う主な市場は2つであると伝えています。1つはインド市場であり、巨大ではあるものの200ドル以下のAndroidスマートフォン人気が高く、攻略のためには低価格のiPhoneを必要としているというわけです。
もう1つは、やはり巨大な中国市場です。こちらも規模は大きいが非常に競争が激しく、アップルは市場シェアを獲得した上で維持することに苦労しています。
しかしアップルがiPhone SE2を投入する動機は、よりグローバルなものになる可能性があるとも語られています。以前は本デバイスは大ヒットしたiPhone 6およびiPhone 6 Plusユーザーに買い換えを促す狙いと予想されていましたが、それを超えて「以前はiPhoneを買う余裕がなかった人々のグループ全体にとって魅力的」であるとのことです。
すなわち、可処分所得が少なくて安いAndroidスマートフォンしか買えなかった若者や、中古でiPhoneの過去モデルを購入した人も視野に入れるかもしれないと述べられています。
iPhone SE2の主な仕様は、有名アナリストMing-Chi KuoいわくiPhone 8がベース、すなわち画面サイズは4.7インチでTouch ID内蔵のホームボタンあり。それでいてiPhone 11シリーズと同等のA13プロセッサを採用し、メモリは3GBを搭載(iPhone 8は2GB)。これにより、今後数年にわたってiOSのアップデートが保証されると予想されます。
さらにKuo氏もFastCompanyと同じく開始価格を399ドルとしつつ、内蔵ストレージは64GBと予測しています。ちなみに現在販売中のiPhone 8 64GBのアップル公式価格は449ドル(日本では5万2800円(税別))」であり、それより50ドル安いことになります。
アップルが利幅が大きいとは思えない廉価なiPhone(先代のiPhone SEは歴代モデル最低の利益率との推測もあり)を投入する、真の動機は何か。FastCompanyは「アップルのエコシステムの大きなテントに消費者を引き込む」、つまり同デバイスをApple MusicやApple TVといったサービス事業の「小さな自動販売機」にすることだと分析しています。
MacWorldのJason Snell氏によればサービスの利益率は64.4%に上るとのことで、毎年新たなハードウェアを開発して販売するよりも、デジタルサービスのストリーミングが簡単にお金が稼げると述べられています。
iPhone SE2の最新A13プロセッサと(iPhone 11シリーズよりは)小型で低解像度ディスプレイの組み合わせは、少なくとも次期フラッグシップiPhone 12(仮)シリーズが出るまでは市場で最速のiPhoneになると期待する声もあります。あとは生産にまつわる不安が解消され、つつがなく発売されるよう祈りたいところです。
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February 09, 2020 at 06:34PM
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iPhone SE2(仮)はiPhone 8より安くなる?インドや中国がターゲットとの噂 - Engadget 日本版
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