
―[シリーズ・駅]―
2019年12月~2020年1月にかけて、筆者はアラブやヨーロッパ、北米など世界15か国を訪問(※『38万3497円でほぼビジネスクラス世界一周してみた』)。
海外の駅は日本とは見た目からして違う。そのため、観光名所に行ったような気分になり、眺めているだけでも楽しかったりする。今回は筆者が旅先で訪れた駅の一部を紹介したいと思う。
伝統的なアラビア建築のドバイの地下鉄駅
まずは中東UEAのドバイ市内を走るドバイメトロの「アル・グバイバ駅」。市内中心部を走るグリーンラインが開通した2011年に完成した新しい駅だ。
駅舎はアラブ地域の伝統的な土壁の建物をモチーフにした外観で、まるでアラビアンナイトの世界。特に高層化や近代化が進んだこの街では、こうした伝統的な建物を見かける機会そのものが少ない。
また、駅構内の壁や天井にもアラブ風の細工が施されている。古い街並みが保存されているオールド・ドバイ地区からも近く、また駅近くにはアブダビ行きのバスが出発するバスターミナルがあり、利用する旅行客も多い。
空港からは乗り換えが必要だが、20~25分と比較的近い。日本からだとドバイ経由でヨーロッパ旅行に向かう人も多く、乗り継ぎの時間次第では行くこともできそうだ。
なお、ドバイメトロではほかにも伝統的なアラビア建築を模した「アッ・ラース駅」が有名。こちらもアル・グバイバ駅同様、観光客にも人気だ。
歴史的建造物となっている“世界一美しい駅”
一方、ヨーロッパも大きな街にあるターミナル駅になると、重厚で立派な石造りの建物が多い。宮殿と見まがうほどの駅もあり、実際に駅舎が歴史的建造物や観光名所になっているケースもある。
なかでもポルトガル第2の都市、ポルトの中心部にあるサン・ベント駅は“世界一美しい駅”と謳われており、世界中から連日多くの観光客が訪れている。
駅構内には四方の壁に美しい絵が描かれているのだが、別に絵画を飾っているわけではない。これらは青い釉薬を使って描き、焼き入れされたアズレージョと呼ばれるポルトガルの伝統的なタイル。
思わず見とれてしまう美しさだが、世界の中心として隆盛を誇った大航海時代の様子などが描かれ、街の歴史が壁画を通じてわかるようになっている。
世界遺産の歴史地区にある駅で、周辺にはほかにも外壁がアズレージョに覆われた「アルマス大聖堂」、“世界一美しい本屋”として知られる「レロ・エ・イルマオン書店」、街でもっとも古い教会の「ポルト大聖堂」など見どころだらけだ。
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“世界一美しい駅”ってどこにある? 思わず見惚れる壁画を堪能(週刊SPA!) - Yahoo!ニュース
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