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トヨタ プリウスの狙い目グレードや特徴と価格相場を紹介 - Goo-net(グーネット)

中古車購入[2020.10.09 UP]

トヨタ プリウスのグレード紹介 あなたはどこまで知っている?

トヨタ プリウス

ハイブリッド乗用車として発売されたトヨタ プリウスに関して今回はグレード別に紹介していきます。「それぞれどのような特徴があるのか」「中古で購入する場合に目安となる予算はどれくらいなのか」といった実際に購入を検討されている方に必要な情報を掲載していますので確認してみてください。

この記事の目次

トヨタ プリウスの歴史

トヨタ プリウスは、1997年に世界初の量産タイプのハイブリッド乗用車として発売されました。

5ナンバーサイズの4ドアセダンであり、トヨタのアメリカにあるデザインスタジオ・CALTYがエクステリアをデザインします。外観は当時としては珍しく、ロントグリルとボンネットを繋いだ形となっており、空力抵抗減少にも貢献しました。足回りはアルミホイールに空気抵抗を減らすために、樹脂製のカバーを被せる珍しい方法を採用しています。

駆動ユニットは、1NZ-FXE型ガソリンエンジンと1CM型永久磁石式同期モーターを併用する形です。のちにモーターは2CM型に改良されました。プリウスは、ラテン語で「先駆けて」という意味を持ちます。

初代は1995年に発売され、新車販売価格は215万円と安くない値段でしたが、ハイブリッドシステムを考えると、原価を割り込んでいたといわれたほどです。2代目や3代目ほど大ヒットはしなかったものの、世界初のハイブリッド車としては十分な販売実績を築きました。

2003年に2代目が登場し、先代の4ドアから5ドアのハチバックにボディ形状を変更します。2代目は国外市場を意識して、ボディサイズが若干大きくなったため、国内では3ナンバーサイズとなりました。エンジンは先代と同じですが、駆動用モーターは3CMと改良型となり、50kWと出力が大幅にアップします。

3代目は2009年1月に北米国際オートショーで発表され、同年5月に日本で発売が開始されました。エンジンは燃費向上のために、先代の1.5L1NZ型から1.8Lの水冷直列4気筒エンジンに変更。バッテリーは当初予定のリチウムイオンから、安全面とコストを考えてニッケル水素電池となります。

2015年から発売した4代目は、車両作りシステムのTNGAを取り入れることにより、走行性能や乗り心地が大幅にアップしました。エンジンの熱効率改善やハイブリッドシステムの小型化により、プリウス Eではリッター40.8kmの燃費を実現します。この4代目では、プラグインハイブリッドのプリウスPHVも発売開始されました。

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プリウス S

プリウス S スティールブロンドメタリック

標準グレードながらも実用性を高めた「プリウス S」

プリウス Sは、プリウスの中でも標準グレードとして初代から設定されています。以下のように実用性を充実させる装備が多数備わっているのが特徴です。

・運転席のシートが上下に動く機能
・助手席のリクライニング機能やスライド機能
・フロントコンソールトレイ
・大型コンソールボックス

また、ステアリングホイールは合革巻き、フロントガラスはUVカットと、快適にドライブできる装備となっています。燃費はプリウス Eよりも下がりますが、実用性を高めたグレードです。

中古で購入する際の目安となる予算

プリウス Sを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
1997年式:流通量希少のため算出不可
2003年式:5万円〜64万円
2009年式:14万円〜185万円
2015年式:88万円〜350万円

プリウス Sの初代は、発売から20年以上経過しているため、現在では中古車市場に流通していません。しかし、2代目以降になると流通量が増えてきます。また、人気のあるグレードのため、他のグレードよりも中古車価格は高めです。

先代モデルとの比較

第2世代:2003年〜2009年
初代から設定されたプリウス Sは、この世代では量販モデルの標準グレードとして設定されました。
ハロゲン式ヘッドランプを標準装備しています。登場から20年近く経過しているため、価格は低めです。
エンジンは1.5L直列4気筒ターボ最高出力77ps。ボディサイズ全長4445mm×全幅1725mm×全高1490mmです。

第3世代:2009年〜2015年
この世代でも標準グレードとして設定されており、ヘッドランプはディスチャージヘッドランプに変更されました。
比較的新しい年式のものも多く流通していることから、状態もよく100万円を超える値段で販売されている車両も確認できます。
エンジンは1.8L直列4気筒ターボ最高出力98ps。ボディサイズは全長4540mm×全幅1760mm×全高1470mmです。

第4世代(現行モデル):2015年〜
現行モデルでは、合革巻きステアリングと大型コンソールボックスを備えました。また、フロントガラスにはUVカットに撥水機能が追加され、日常使いに実用性の高い快適な機能が備わっています。
実用性が高いことから人気のグレードで、なかには新車価格を超える中古車も出回っているほどです。
エンジンは1.8L直列4気筒ターボ最高力72ps。ボディサイズは全長4310mm×全幅1695mm×全高1490mmです。

人気のあるカラー

プリウス Sのボディカラーは、下記の8色が設定されています。

・スーパーホワイトII
・プラチナホワイトパールマイカ
・シルバーメタリック
・グレーメタリック
・アティチュードブラックマイカ
・エモーショナルレッドII
・スティールブロンドメタリック
・ブルーメタリック

この中では、明るめのシルバーの「シルバーメタリック」が人気です。

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プリウス A

プリウス A ブルーメタリック

最上級グレードとして装備の充実した「プリウス A」

プリウス Aは、2015年の4代目から設定されました。フロントガラスは紫外線を99%カットするスーパーUVカットガラスを採用し、撥水性と遮音性を備えます。

運転席は、前後上下の4方向にプラスして、傾きが4方向ある8ウェイパワーシートです。アクセルとブレーキの踏み間違時の衝突回避または被害軽減するインテリジェントクリアランスソナー、車両の接近を警告するブラインドスポットモニターなどと、先進安全装備を充実させ、安全性能を向上させています。

中古で購入する際の目安となる予算

プリウス Aを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
2015年式:149万円〜212万円
2016年式:128万円〜249万円
2017年式:129万円〜238万円
2018年式:149万円〜245万円
2019年式:179万円〜365万円

プリウス Aは2015年に発売された現行モデルです。そのため、中古価格はどの年式でも100万円以上となっています。また、流通台数も安定しており、良質な車両が多いグレードです。

先代モデルとの比較

第4世代(現行モデル):2015年〜
プリウス Aは4代目から設定されたグレードです。プリウス Sの上位グレードとなっており、4代目では最上級グレードという位置づけとなっています。

フロントガラスはUVカットガラスであり、撥水性と遮音性が高く、紫外線を99%カットするので室内で日焼けする心配は少ないでしょう。ホイールは15インチアルミホイールに樹脂キャップを装備し、スタイリッシュな見た目となりました。フロントにはLEDのフォグランプを装備します。

プリウス Sのバッテリーはニッケル水素電池であるのに対して、プリウス Aのバッテリーはリチウムイオン電池です。リチウムイオン電池にすることで、小型で軽量化しています。ニッケル水素電池とリチウムイオン電池の性能には違いはありませんが、バッテリーのコストはプリウス Aのリチウムイオン電池の方が高いです。

このグレードは現行モデルであるため、どの年式も安定して流通しています。その中でも、高年式のものは新車価格に近い価格で取引されているようです。

エンジンは1.8L直列4気筒ターボ最高出力98ps。ボディサイズは、全長4575mm×全幅1760mm×全高1470mmです。

人気のあるカラー

プリウス Aのボディカラーは、下記の8色が設定されています。

・スーパーホワイトII
・プラチナホワイトパールマイカ
・シルバーメタリック
・グレーメタリック
・アティチュードブラックマイカ
・エモーショナルレッドII
・スティールブロンドメタリック
・ブルーメタリック

この中では、ホワイトをベースにパールが輝きを放つ「プラチナホワイトパールマイカ」とマイカ塗装の質感や光沢感を感じられるブラックの「アティチュードブラックマイカ」が人気です。

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プリウス E

プリウス E

「プリウス E」はプリウスの中でも一番の燃費の良さ

プリウス Eはプリウスのエントリーグレードであり、4代目から登場しました。プリウスのグレードの中で一番燃費が良く、リッター40.8kmの燃費を実現しています。低燃費を実現するために、リアスタビライザーは装備せず、燃料タンク容量は38Lと他のグレードよりも5L少ないです。

エントリーグレードなので、シートバックポケットや運転席シートの上下機能、助手席のリクライニング機能は省かれましたが、スマートキーやオートエアコン、衝突回避支援パッケージは装備されています。

中古で購入する際の目安となる予算

プリウス Eを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
2015年式:139万円
2016年式:94万円〜238万円
2017年式:102万円〜198万円
2018年式:89万円〜199万円
2019年式:215万円〜219万円

プリウスEは4代目の2015年から設定されたグレードです。プリウスに設定されているグレードの中でも一番新車価格が安いため、100万円を切る価格の中古車もあります。

先代モデルとの比較

第4世代(現行モデル):2015年〜
プリウス Eは4代目で設定されたグレードです。4代目のグレードの中で最廉価グレードながらも、一番燃費が良く、他のグレードの燃費がリッター37.2kmであるのに対して、プリウス Eの燃費はリッター40.8kmとなっています。廉価グレードであるために、燃料タンク容量は他のグレードよりも5L少ない38Lであり、リアスタビライザーがなく、運転席の上下機能や助手席のリクライニング機能が省かれました。

搭載するバッテリーはリチウムイオン電池で、これによりニッケル水素電池を搭載するときよりも重量が15kg軽くなっています。さらに装備を最小限にすることにより、総合的に車体重量を軽くして、燃費アップを果たしています。また、ウォッシャータンクの容量も他のグレードが4.8Lであるのに対して、プリウス Eは2.0Lです。燃費を向上させる代わりに、装備を少なくしていたという特徴のあるグレードといえます。

プリウス Eは最廉価グレードであるからなのか、同じ世代で登場したグレードのプリウス Aに比べるとあまり流通台数は多くはありません。

エンジンは1.8L直列4気筒ターボ最高出力98ps。ボディサイズは全長4575mm×全幅1760mm×全高1470mmです。

人気のあるカラー

プリウス Eのボディカラーは、下記の3色が設定されています。

・スーパーホワイトII
・シルバーメタリック
・アティチュードブラックマイカ

この中では、プリウス Eにはプラチナホワイトパールマイカが設定されていないため、パールの入っていない単色のホワイトにあたる色の「スーパーホワイトII」が人気です。

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プリウス G’s

プリウス G’s

スポーツ志向の装備が加えられた「プリウス G’s」

プリウス G’sは、3代目の2014年から追加されたグレードです。GAZOO Racingによって、スポーツ志向の装備が加えられ、下記が専用装備になっています。

・バンパー
・LEDイルミネーションビーム
・ホイール
・マフラー
・エンブレム
・シート など

このグレードはプリウス S"ツーリングセレクション"をベースにしており、動力性能はツーリングセレクションと同じです。補強プレートなどによってボディ剛性を強化しています。

中古で購入する際の目安となる予算

プリウス G’sを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
2012年式:58万円〜178万円
2013年式:69万円〜225万円
2014年式:82万円〜197万円
2015年式:99万円〜189万円

プリウスG’sは3代目のみで設定されたグレードです。車の状態によって中古車価格に幅があるものの、登場してから10年未満のため、良質な車両もいくつか流通しているグレードです。

先代モデルとの比較

第3世代:2009年〜2015年
プリウス G’sは3代目で設定されたグレードです。GAZOO Racingというプロジェクトの一環として、走りの楽しさを追求するために開発されました。Gスポーツという意味で、グレード名にG’sがつけられています。

プリウス Sツーリングセレクションをベースに開発されました。サイドシル部をスポット溶接し、車体底部に補強ブレースを装備して剛性を高め、専用のサスペンションを装備しています。また、G’s専用のパーツやインテリアも用意され、専用デザインの前後のバンパー、フロントはLEDイルミネーションビーム、専用エンブレム、専用の大型マフラーカッターを装備しました。

インテリアは専用表皮シートになっており、インパネにカーボン調の加飾を施し、さらにアルミ製のペダルを採用しています。カップホルダーやドアアームレストカバーなども専用の装備です。

このグレードは3代目のみ設定され、4代目からはプリウス G’sの代わりとして、プリウス GRというグレードが設定されました。3代目に登場したグレードですが、中古車市場にはある程度の台数が流通しているので良質な車両も見つけられます。

エンジンは1.8L直列4気筒ターボ最高出力99ps。ボディサイズは全長4515mm×全幅1745mm×全高1475mmです。

人気のあるカラー

プリウス G’sのボディカラーは、下記の6色が設定されています。

・ホワイトパールクリスタルシャイン
・スーパーホワイトII
・シルバーメタリック
・ブラック
・レッドマイカメタリック
・ボルドーマイカメタリック

この中では、パール塗装されたホワイトの「ホワイトパールクリスタルシャイン」、漆黒の「ブラック」、光沢感があり鮮やかな赤色の「レッドマイカメタリック」が人気です。

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※本記事は、2020年9月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。

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